マンガ狂の感想ノート

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さるまね 漫画 感想

吉田薫さんの漫画「さるまね」は、天明三年の山村を舞台に、人里離れた村に迷い込んだ男と、彼を助けた家族を襲う恐怖を描いたサスペンスホラー漫画です。

漫画は、主人公の可畏(かい)が山で狩りをしていると、山で迷ったという男に出会うところから始まります。可畏は男を家に連れ帰り、家族とともにもてなしますが、男の様子がおかしい。一向に目を合わせようとせず、夜になると村の外で奇妙な物音が聞こえる。

可畏は男の正体に疑問を抱き始めますが、家族は男を信じています。可畏は家族を守るために、一人で男に立ち向かう決意をします。

漫画は、緊迫感と恐怖感に満ちた展開で、最後まで読者を飽きさせません。絵も丁寧に描かれていて、臨場感があります。ホラー漫画が好きな方には、ぜひおすすめしたい作品です。